1/1

『三田育ち』池田 彌三郎

¥2,000

残り1点

International shipping available

「忘れもしない、それは、昭和九年五月二日のことであった。その日、わたしははじめて、三田の国文学科の教室で、教壇の折口信夫を見、その講義を聴いた。そしてその日から、わたしと折口信夫との付き合いがはじまった。それは、昭和二十八年九月三日の逝去の日を通過して、今に到るまでも続いている師弟の縁である。それはすでに、まる四十五年を経過した。わたしの三田の半世紀は、まさに折口信夫とともにあった歳月でもある。」

------------------------------

池田彌三郎は、国文学者・民俗学者・随筆家。1914年生まれ、1982年没。慶應義塾大学で折口信夫に師事し、その学統を継承・展開した人物として知られる。代表的著作として『文学と民俗学』『日本芸能伝承論』など。
『三田育ち』は、池田自身の来歴と三田という場の記憶を重ねて語る、回想的・自伝的性格の強い本といえる。慶應義塾と三田界隈をめぐる「個人史」と「文化史」と「民俗誌」が重なった本であり、池田家の由緒や東京の町、芸能・宗教・生活文化への目配りと結びつけて読むことができる。

【タイトル】三田育ち
【筆者】池田 彌三郎
【出版社】東邦経済社
【出版年】1979年
【備考】著者サイン入り

International shipping available

¥2,000

最近チェックした商品
    その他の商品